厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」で紹介されている試し出勤制度等に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1「模擬出勤」とは、職場復帰の可否の判断等を目的として、本来の職場に試験的に一定期間継続して出勤することをいう。
- 2試し出勤制度等は、事業者が最終的な職場復帰を決定した後に、職場復帰後のフォローアップの一環として実施するものである。
- 3試し出勤の期間中は正式な職場復帰前であるため、作業内容にかかわらず労働基準法は適用されず、災害が起きても労災保険給付の対象とはならない。
- 4「通勤訓練」とは、自宅から職場の近くまで通常の通勤経路で移動し、職場付近で一定時間を過ごした後に帰宅することをいう。
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正解:4
手引きは試し出勤制度等として、次の3つを例示しています。デイケア等で模擬的な軽作業を行ったり図書館などで過ごしたりする「模擬出勤」、通勤経路で職場付近まで移動して帰宅する「通勤訓練」、本来の職場などに試験的に一定期間継続して出勤する「試し出勤」です。選択肢1の内容は「試し出勤」の説明です。これらは正式な職場復帰の決定より前の段階で設ける制度です。使用者が作業を指示する場合や作業内容が業務に当たる場合には労働基準法等が適用され、労災保険給付が支給されることもあるため、処遇や災害時の対応はあらかじめ労使で検討してルールを定めておきます。3つの名称と内容の対応、そして「正式な復帰決定の前に行う制度」という位置づけを押さえましょう。
根拠:厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」(試し出勤制度等)