エリス(Ellis, A.)のABC理論に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つだけ選びなさい。
- 1ABC理論では、出来事(A)が直接、気分や行動などの結果(C)を引き起こすと考える。
- 2ABC理論の「B」は、出来事をどのように受け止めるかという信念(ビリーフ)を指す。
- 3「仕事は常に完璧にこなさなければならない」という考え方は、合理的な信念(ラショナル・ビリーフ)の典型例である。
- 4非合理的な信念は本人の性格の一部であるため、見直して変えることはできないとされる。
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正解:2
ABC理論では、出来事(A:Activating event)そのものではなく、それをどう受け止めるかという信念(B:Belief)によって、感情や行動などの結果(C:Consequence)が生じると考えます。そのため2が適切で、1は誤りです。「〜ねばならない」「〜すべきだ」といった柔軟性のない考え方は、非合理的な信念(イラショナル・ビリーフ)の典型です。こうした信念は見直して、より柔軟で現実的な考え方に置き換えることができるとされます。出来事ではなく受け止め方(B)を変えれば結果(C)が変わる、と押さえておきましょう。
根拠:エリスの論理療法(ABC理論、イラショナル・ビリーフ)