ラザルス(Lazarus, R.S.)らのストレス理論とコーピングに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つだけ選びなさい。
- 1問題焦点型コーピングとは、ストレスの原因となっている問題そのものに働きかけ、その解決や改善を図ろうとする対処である。
- 2上司に相談して業務量の調整を依頼することは、情動焦点型コーピングの典型例である。
- 3情動焦点型コーピングは、問題から目をそらすだけの対処であり、どのような場面でも用いるべきではない。
- 4ラザルスの理論では、ストレッサーの強さが同じであれば、誰にでも同じ程度のストレス反応が生じると考える。
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正解:1
問題焦点型コーピングは、ストレスの原因となっている問題そのものに働きかけて解決を図る対処であり、1が適切です。上司に業務量の調整を相談するのは問題焦点型の例なので、2は誤りです。情動焦点型コーピングは、問題によって生じた不安や怒りなどの感情を和らげる対処で、すぐには解決できない問題に対して有効な場合があります。また、ラザルスの理論では、同じストレッサーでも受け止め方(認知的評価)によってストレス反応の大きさが変わると考えるため、4も誤りです。状況に応じて2つのコーピングを使い分けることがポイントです。
根拠:ラザルスとフォルクマンの心理学的ストレスモデル(認知的評価とコーピング)