ストレスと関連の深い身体の病気や症状に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1心身症は精神疾患の一つであり、身体には器質的・機能的な異常が認められないものを指す。
- 2胃・十二指腸潰瘍はピロリ菌感染などが主な原因であるため、ストレスが発症や経過に影響することはない。
- 3緊張型頭痛は、片側のこめかみが脈打つようにズキズキと痛み、吐き気や光・音への過敏を伴うのが特徴である。
- 4過敏性腸症候群は、腸に器質的な異常が見当たらないのに、腹痛と下痢や便秘などの便通異常を繰り返すもので、ストレスで悪化しやすい。
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正解:4
過敏性腸症候群は、器質的な異常がないのに腹痛と便通異常を繰り返す病態で、ストレスで悪化しやすい代表的な心身症です。心身症は精神疾患ではなく、発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質的または機能的な障害が認められる身体疾患を指します。胃・十二指腸潰瘍もストレスが経過に関与する心身症の代表例です。3は片頭痛の特徴であり、緊張型頭痛は頭全体を締め付けられるような痛みや肩こりを伴うのが典型です。ストレスは身体の病気として現れることもあると覚えておきましょう。
根拠:日本心身医学会による心身症の定義(1991年)