労働安全衛生法における、労働者自身の健康の保持増進に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1健康の保持増進は事業者の責務であり、労働者自身の取り組みについては法律上何も定められていない。
- 2労働者は、自らの心身の健康状態を定期的に事業者へ報告する義務を負い、違反すると罰則が科される。
- 3労働者が健康診断の結果を活用して健康の保持に努めることは、法律ではなく行政通達で求められているにすぎない。
- 4労働者は、事業者が講ずる健康教育や健康相談などの措置を利用して、その健康の保持増進に努めるものとされている。
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正解:4
労働安全衛生法第69条第2項は、労働者が事業者の講ずる健康教育等の措置を利用して健康の保持増進に努めることを定めており、これがセルフケアの法的な裏づけの一つです。同法第66条の7第2項でも、労働者は健康診断の結果や保健指導を利用して健康の保持に努めるものとされているため、1と3は誤りです。これらは努力規定であり、健康状態の報告義務や罰則が設けられているわけではありません。自分の健康を守ることは、法律上も労働者自身に求められている努力であることを押さえましょう。
根拠:労働安全衛生法第69条第2項、第66条の7第2項