厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」における「職場復帰支援プログラム」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1事業場があらかじめ定めておく職場復帰支援の手順、内容及び関係者の役割等であり、衛生委員会等で調査審議したうえで、教育等を通じて労働者に周知を図ることが望ましい。
- 2休業した労働者が職場復帰を申し出た時点で、その労働者ごとに具体的な職場復帰日や就業上の配慮の内容を定めて作成するものである。
- 3管理監督者が自身の部署限りで作成・運用するものであり、人事労務管理スタッフや事業場内産業保健スタッフ等が関与する必要はない。
- 4人事労務管理上の事項を定めるものであるため、衛生委員会等での調査審議の対象とはならない。
正解と解説を見る
正解:1
職場復帰支援プログラムは、事業場があらかじめ定めておく職場復帰支援の手順・内容・関係者の役割等のことで、衛生委員会等で調査審議し、教育等を通じて周知することが求められています。選択肢2は、労働者ごとに作る「職場復帰支援プラン」の説明です。精神的健康の保持増進対策は衛生委員会の付議事項に含まれ、プログラムは管理監督者だけでなく人事労務管理スタッフや産業保健スタッフ等が連携して運用するものです。「プログラム=事業場全体のルール、プラン=個人ごとの具体策」と区別して押さえましょう。
根拠:厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」(職場復帰支援プログラム・プランの定義);労働安全衛生規則第22条第10号