認知行動療法で用いられるコラム法(認知再構成法)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つだけ選びなさい。
- 1コラム法の目的は、否定的な考えをすべて打ち消し、どんな状況でも前向きに考えられるようにすることである。
- 2コラム法では、つらい気分になった出来事そのものを記録する必要はなく、自動思考だけを書き出せばよい。
- 3気分の強さは主観的なものなので、点数などで数値化して記録することは避ける。
- 4自動思考を裏づける根拠と、それに反する事実の両方を検討し、より現実的でバランスのとれた考え方を見つけていく。
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正解:4
コラム法では、状況、気分、自動思考、根拠、反証、適応的思考などを書き出し、偏った考え方を現実に即したバランスのよい考え方へ修正していきます。目的は無理にポジティブに考えることではないため、1は誤りです。状況を記録すると考え方の癖に気づきやすくなります。また、気分の強さを0〜100%などで数値化しておくと、考え方を見直した後の変化を確かめられます。目指すのはポジティブ思考ではなく、根拠と反証に基づいたバランスのとれた考え方です。
根拠:認知行動療法(ベック(Beck, A.T.))におけるコラム法(認知再構成法)