入社10年目のAさんは、ここ1か月ほど朝起きるのがつらく、以前は楽しみにしていた週末の趣味にも気が乗らず、仕事では単純な確認ミスが増えている。Aさんがセルフケアとしてとる行動として、最も適切なものはどれか。
- 1異動や昇進などの大きな出来事があったわけではないので、ストレスによる不調ではないと判断し、しばらく様子を見る。
- 2寝つきをよくするために寝酒の量を増やし、週末にまとめて長時間眠って疲れを取る。
- 3いつもと違う状態が続いていると自覚し、早めに産業医や保健師などの産業保健スタッフ、または医療機関に相談する。
- 4周囲に迷惑をかけないよう、ミスを取り戻すために残業や休日出勤を増やして対応する。
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正解:3
朝のつらさ、趣味への興味の低下、ミスの増加は、それぞれ身体面・心理面・行動面に現れた「いつもと違う」変化です。1か月ほど続いていることから、早めに専門家へ相談するのが適切です。大きなライフイベントがなくても、日常的な負担の積み重ねでストレス反応は生じます。寝酒は眠りを浅くして睡眠の質を下げ、残業で挽回しようとすると疲労がさらにたまって悪循環になります。サインに気づいたら一人で抱え込まず、自分から早めに相談することもセルフケアの重要な要素です。
根拠:労働者の心の健康の保持増進のための指針(セルフケア:ストレスへの気づき、自発的な相談の有用性)