スモン及びスモン訴訟に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a スモン訴訟は、整腸剤として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。 b スモンの症状として、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れる。 c キノホルム製剤は、米国では1960年にアメーバ赤痢への使用に限ることが勧告されたが、日本では、その後も整腸剤として販売されていた。 d スモン訴訟を契機として、生物由来製品による感染等被害救済制度が創設された。
- 1a:正 b:正 c:正 d:誤
- 2a:正 b:誤 c:正 d:誤
- 3a:正 b:正 c:誤 d:正
- 4a:誤 b:正 c:正 d:誤
- 5a:正 b:正 c:誤 d:誤
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正解:1
a〜cは手引きの記述どおりで正しい内容です。スモンの麻痺は上半身に広がることもあり、視覚障害から失明に至る場合もあります。dは誤りで、スモン訴訟を契機に1979年に創設されたのは医薬品副作用被害救済制度です。生物由来製品による感染等被害救済制度は、CJD訴訟を契機に創設されました。スモンは副作用被害救済制度、CJDは生物由来製品の感染等被害救済制度、と対応させて覚えましょう。
根拠:試験問題の作成に関する手引き 第1章「薬害の歴史」(スモン訴訟)