眠気防止薬の主な有効成分として配合されるカフェインに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1カフェインには、腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収を抑制し、尿量の増加をもたらす作用がある。
- 2カフェインは作用が穏やかなため、反復して摂取しても習慣になることはない。
- 3カフェインを含む眠気防止薬は、小児の受験勉強時の眠気を抑える目的でも使用が推奨される。
- 4カフェインは、睡眠不足による疲労そのものを解消するため、眠気防止薬を使用すれば睡眠をとる必要はない。
- 5吸収されたカフェインは乳汁中に移行しないため、授乳中の女性でも摂取量に注意する必要はない。
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正解:1
カフェインは腎臓でのナトリウムイオンと水分の再吸収を抑えるため、利尿作用を示します。作用は弱いものの、反復摂取によって習慣になりやすい成分です。眠気防止薬は小児用ではなく、一時的に眠気を抑えるだけで疲労を解消するものでもありません。乳汁中にも移行し、乳児に頻脈や不眠などを起こすおそれがあります。覚えておく点は、カフェインには中枢興奮作用のほかに利尿作用、胃液分泌亢進作用、心筋興奮作用があることです。
根拠:試験問題の作成に関する手引き 第3章 眠気を防ぐ薬(カフェイン)