クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1プロテクションの買い手は、参照組織にクレジット・イベントが発生した場合に、プロテクションの売り手に対して損失相当額を支払う。
- 2他の条件が同じであれば、参照組織の信用力が低いほど、CDSのプレミアムは小さくなる。
- 3CDSは取引所に上場された標準化商品であり、相対で取引されることはない。
- 4プロテクションの買い手は、CDSを取引することにより、プロテクションの売り手に対する信用リスクを負うことはない。
- 5プロテクションの売り手は、参照組織の信用リスクを引き受ける対価として、プロテクションの買い手からプレミアムを受け取る。
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正解:5
CDSでは、プロテクションの買い手が売り手に定期的にプレミアムを支払い、参照組織に倒産などのクレジット・イベントが発生した場合には売り手が買い手に損失相当額を支払います。したがって支払いの向きを逆にした選択肢1は誤りで、信用力が低い参照組織ほど引き受けるリスクが大きいため、プレミアムは大きくなります。CDSは主に相対(店頭)で取引され、買い手は売り手が支払不能となるカウンターパーティ・リスクを負います。「買い手=プレミアムを払って信用リスクを移転する側、売り手=プレミアムを受け取って信用リスクを引き受ける側」と覚えましょう。
根拠:クレジット・デリバティブ(クレジット・デフォルト・スワップ)