ある部品の寸法をヒストグラムにして規格と比べたところ、ばらつき(分布の幅)は規格幅に対して十分小さいが、分布の中心が規格上限側に寄っており、一部が上限を超えていた。最初に取る処置として、最も適切なものはどれか。
- 1工程の平均値を規格の中心に近づけるよう調整する。
- 2ばらつきを小さくするため、設備の更新など抜本的な改善を最優先で行う。
- 3顧客と交渉して規格上限を広げることを最優先で行う。
- 4恒久対策として全数検査を導入し、規格外品を選別する。
- 5区間の数を増やしてヒストグラムを作り直し、形を確認し直す。
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正解:1
ばらつきが規格幅に比べて十分小さいので、規格外品が出る原因は平均値のずれです。まず平均を規格の中心に合わせれば、規格外品はなくなる見込みです。ばらつきの低減は、ばらつき自体が大きいときに取る対策です。規格の変更や全数検査は工程の原因に手を打つものではありません。ヒストグラムを規格と比べるときは、「中心のずれ」と「ばらつきの大きさ」を分けて判断すると覚えておきましょう。
根拠:QC七つ道具(ヒストグラム:規格との比較)