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日本語教育能力検定試験「言語と教育」練習問題 第6問

難易度:標準

インフォメーション・ギャップを利用した教室活動の例として、最も適当なものはどれか。

  1. 1教師のモデル発音に続いて、学習者全員が同じ文をくり返し発音する。
  2. 2ペアの二人がそれぞれ別の情報が書かれたカードを持ち、質問し合って空欄の多い時刻表を完成させる。
  3. 3教師が読み上げた文章を、学習者が聞き取ってそのまま書き取る。
  4. 4教科書の会話文を、役割を決めてペアで声に出して読む。
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正解:2

インフォメーション・ギャップは、話し手と聞き手が持っている情報の差を、やり取りによって埋めさせる活動です。2では相手の情報を得なければ課題が終わらないので、本物に近い意味のやり取りが生まれます。1はリピート練習、3はディクテーション、4は音読やロールリーディングで、参加者の間に情報の差がありません。コミュニカティブな活動の条件は「インフォメーション・ギャップ」「選択権」「フィードバック」の三つで、情報の差があってこそ伝え合う必然性が生まれると覚えておきましょう。

根拠:コミュニカティブ・アプローチにおけるインフォメーション・ギャップ(K. モローらによる三条件)

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