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日本語教育能力検定試験「言語と心理」練習問題 第12問

難易度:標準

読解の授業で、本文を読む前にタイトルと挿絵を見せ、学習者に内容を予測させる活動を行った。この活動が主に促そうとしている言語理解の処理として、最も適当なものはどれか。

  1. 1ボトムアップ処理
  2. 2トップダウン処理
  3. 3チャンキング
  4. 4自動化
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正解:2

既有知識(スキーマ)を働かせて、全体の見通しから内容を予測・推測しながら理解する処理をトップダウン処理といいます。ボトムアップ処理は、文字・語・文といった小さな単位から順に積み上げて意味を組み立てる処理なので、予測活動とは方向が逆です。チャンキングは情報をまとまりにして保持すること、自動化は練習によって処理が意識しなくても行えるようになることを指します。読む前の予測活動はスキーマを活性化してトップダウン処理を促すもの、と覚えておきましょう。

根拠:スキーマ理論、トップダウン処理/ボトムアップ処理

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