資資格練習帳無料・登録不要の資格問題集

日本語教育能力検定試験「社会・文化・地域」練習問題 第19問

難易度:標準

M.ノールズ(Knowles)が提唱したアンドラゴジー(成人教育学)における成人学習者の捉え方として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。

  1. 1成人学習者は教師に依存した存在であり、学習内容は教師がすべて決めるべきである。
  2. 2成人学習者の経験は学習の妨げになるので、できるだけ切り離して指導すべきである。
  3. 3成人の学習は教科中心であり、将来役に立つ体系的な知識を順序よく学ぶことに向いている。
  4. 4成人学習者は自己主導的で、自らの経験を学習資源とし、生活上の課題を解決するための問題中心の学習を志向する。
正解と解説を見る

正解:4

ノールズは子どもを対象とするペダゴジーと対比して、成人学習者の特徴を自己主導性、豊富な経験を学習資源とすること、社会的役割に結びついた学習への準備性、問題中心の学習志向などとして整理しました。1は教師主導のペダゴジー的な捉え方です。経験を学習の妨げとみなす2も、教科中心とする3も、アンドラゴジーの考え方とは逆です。生活者としての外国人に対する日本語教育でも、この観点は重視されています。押さえておくべき点は、成人学習のキーワードが「自己主導・経験・問題中心」であることです。

根拠:Knowles のアンドラゴジー論

← 前の問題次の問題 →
この分野をまとめて解く