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日本語教育能力検定試験「社会・文化・地域」練習問題 第18問

難易度:標準

「ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)」に関する記述として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。

  1. 1欧州連合(EU)が、加盟国の公用語を一つに統一することを目的として作成した。
  2. 2学習者の到達目標を、文法や語彙の知識の量によって段階別に示している。
  3. 3欧州評議会が作成し、一人の人が複数の言語・文化の能力を状況に応じて使い分ける複言語・複文化主義を理念としている。
  4. 4最上位のレベルは、教養ある母語話者と同じ言語能力を持つことと定義されている。
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正解:3

CEFR は欧州評議会(Council of Europe)が2001年に公開したもので、複言語・複文化主義を理念としています。作成したのは EU ではなく、言語の統一を目指すものでもないため、1は誤りです。能力は「~できる」という Can-do 記述で示されており、知識の量で段階を分けているわけではないので、2も誤りです。2020年の補遺版では母語話者を基準とする表現が見直されており、4も誤りです。押さえておくべき点は、CEFR を作ったのは欧州評議会で、理念は複言語・複文化主義だということです。

根拠:Council of Europe『CEFR』(2001)、同 Companion Volume(2020)

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