パニック障害(パニック症)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1パニック発作は、特定の恐怖の対象に直面したときにのみ起こり、予期せず起こることはない。
- 2発作を繰り返すうちに「また発作が起きるのではないか」という予期不安が生じ、電車など逃げ出しにくい場所を避けるようになることがある。
- 3発作時の動悸や息苦しさは、心電図などの検査で明らかな心臓の異常として確認されるのが通常である。
- 4薬物療法は効果が期待できないため、治療は精神療法のみで行われる。
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正解:2
パニック障害では、突然の動悸、息苦しさ、めまいなどのパニック発作が予期せず繰り返し起こり、予期不安や、逃げにくい場所を避ける広場恐怖を伴うことがあります。予期せず起こることが発作の特徴なので、選択肢1は誤りです。身体の検査では異常がみつからないことが多いため、選択肢3も誤りです。治療では抗うつ薬(SSRI)などの薬物療法と認知行動療法が有効とされるため、選択肢4も誤りです。「予期しない発作・予期不安・広場恐怖」の3点を押さえておきましょう。
根拠:DSM-5におけるパニック症の概念(予期しないパニック発作、予期不安、広場恐怖)