適応障害に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1はっきりと確認できるストレス因に反応して情緒面や行動面の症状が現れ、ストレス因やその影響がなくなれば、症状は改善に向かうことが多い。
- 2明らかなストレス因がなくても、ある日突然発症することが特徴である。
- 3ストレス因が明確であれば、うつ病の診断基準を満たす場合でも、うつ病ではなく適応障害と診断される。
- 4症状は、ストレス因が生じてから数年以上経過して初めて現れるのが一般的である。
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正解:1
適応障害は、異動や職場の人間関係など、はっきりと確認できるストレス因に反応して、抑うつ気分や不安、遅刻・欠勤などの症状が現れるものです。ストレス因から離れたり、ストレス因がなくなったりすると、比較的短い期間で改善に向かうことが多いのが特徴です。症状は一般にストレス因が生じてから早い時期に現れ、DSM-5では3か月以内とされています。また、うつ病など他の精神疾患の診断基準を満たす場合は、ストレス因が明確であっても適応障害とは診断されません。「明確なストレス因があり、そこから離れると改善しやすい」ことを押さえておきましょう。
根拠:DSM-5における適応障害の診断基準