心身症に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1心身症とは、うつ病や不安障害などの精神疾患に伴って現れる身体症状の総称である。
- 2過敏性腸症候群や緊張型頭痛は、心身症としての側面をもつことがある代表的な疾患である。
- 3心身症に含まれるのは器質的な病変が確認できる疾患に限られ、機能的な障害のみの病態は含まれない。
- 4心身症になりやすい人の特徴として知られるアレキシサイミア(失感情症)とは、自分の感情に気づき、豊かに言葉で表現できる傾向を指す。
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正解:2
日本心身医学会の定義では、心身症は身体疾患のうち、発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的または機能的な障害が認められる病態とされます。過敏性腸症候群、緊張型頭痛、本態性高血圧、気管支喘息などが代表例です。うつ病など他の精神障害に伴う身体症状は除外されるため、精神疾患の症状の総称ではありません。アレキシサイミアは、自分の感情に気づいたり言葉で表現したりすることが苦手な傾向を指します。心身症は「心の病気」ではなく「心理社会的な因子が関与する身体の病気」であることを押さえておきましょう。
根拠:日本心身医学会による心身症の定義(1991年)