心の病気に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1統合失調症の陰性症状とは、幻覚や妄想など、本来ないものが現れる症状を指す。
- 2双極性障害(双極症)の治療では、抗うつ薬を単独で用いることが第一選択とされている。
- 3アルコール依存症は本人の意志の弱さによるものであり、治療は飲酒量を減らすよう指導するだけで十分とされる。
- 4パニック障害(パニック症)では、発作を繰り返すうちに「また発作が起きるのではないか」という予期不安が生じ、発作が起きた場所や状況を避けるようになることがある。
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正解:4
パニック障害では、突然の動悸、息苦しさ、めまいなどのパニック発作を繰り返すうちに予期不安が生じ、電車や人混みなどを避ける広場恐怖を伴うことがあります。幻覚や妄想は統合失調症の陽性症状で、陰性症状は意欲の低下や感情の平板化などを指します。双極性障害の治療は気分安定薬が中心で、抗うつ薬の単独使用は躁状態を誘発するおそれがあるため避けられます。アルコール依存症は意志の問題ではなく治療が必要な病気であり、治療目標は断酒が基本です。各疾患の代表的な症状と治療の基本をセットで覚えておきましょう。
根拠:パニック障害・統合失調症・双極性障害・アルコール依存症の症状と治療に関する基礎知識