うつ病で休業していた部下が職場に復帰し、同じ課で勤務することになった。厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」を踏まえた、管理監督者による職場での受け入れ方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1同僚が適切に配慮できるよう、本人の同意がなくても、管理監督者から課全体に病名や治療内容を伝えておくべきである。
- 2再発を防ぐため、復職者には当面仕事を一切任せず、職場の会議や行事にも参加させないことが望ましい。
- 3復職者を支える管理監督者や同僚に過度の負担がかからないよう、業務分担の見直しなどにも配慮することが望ましい。
- 4復職者本人が「もう大丈夫です」と申し出た場合は、管理監督者の判断ですぐに就業上の配慮を解除し、通常勤務に戻してよい。
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正解:3
手引きでは、復職者を支える管理監督者や同僚に過度の負担がかからないよう配慮することが望ましいとされています。職場全体が疲弊すると、結果として復職者への支援も続かなくなるためです。病名などの健康情報は本人の同意を得て必要最小限の範囲で共有するものなので、1は誤りです。仕事や職場活動から完全に外すと孤立感や自信喪失を招くため、2も不適切です。就業上の配慮は本人の申し出だけで外すのではなく、産業医等の意見を踏まえて段階的に見直すため、4も誤りです。覚えておくポイントは、職場復帰支援では復職者だけでなく、受け入れる職場の負担にも目を配るということです。
根拠:厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」(第5ステップ:管理監督者、同僚等への配慮等/プライバシーの保護)