ラザルスらの心理学的ストレスモデルに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1一次評価とは、ストレッサーに対処するための資源や方法が自分にあるかどうかを評価することである。
- 2情動焦点型コーピングとは、問題の原因を取り除くために情報を集めたり、解決策を計画したりする対処である。
- 3コーピングとは、ストレス反応が生じた後に無意識のうちに働く防衛機制のことを指す。
- 4同じ出来事に遭遇しても、その出来事をどのように評価するかによって、ストレス反応の現れ方や大きさは人によって異なりうる。
正解と解説を見る
正解:4
ラザルスらは、出来事そのものよりも、本人がそれをどう評価し、どう対処するかがストレス反応を左右すると考えました。一次評価は出来事が自分にとって脅威かどうかの評価で、対処の資源や方法を見積もるのは二次評価です。原因そのものに働きかける対処は問題焦点型コーピングで、情動焦点型は生じた不快な感情を和らげようとする対処です。また、コーピングは意識的な努力であり、無意識に働く防衛機制とは区別されます。「一次評価=脅威かどうか」「二次評価=対処できるか」の区別を押さえておきましょう。
根拠:ラザルスとフォルクマンの心理学的ストレスモデル(認知的評価とコーピング)