自分の働き方の状態を振り返るうえで参考となる、ワーク・エンゲイジメントと関連する概念に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1ワーカホリズムは、仕事を楽しみながら自発的に打ち込んでいる状態であり、ワーク・エンゲイジメントと同じ概念である。
- 2バーンアウト(燃え尽き症候群)は、仕事への関与が少ない人に多くみられ、主な特徴は個人的達成感の高まりである。
- 3ワーク・エンゲイジメントは、「活力」「熱意」「没頭」によって特徴づけられる、仕事に関連するポジティブで充実した心理状態である。
- 4ワーク・エンゲイジメントが高い人は、仕事への熱意が強いため、ワーカホリズムと同様に心身の健康を損ないやすい。
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正解:3
シャウフェリらが提唱したワーク・エンゲイジメントは、活力・熱意・没頭の3つで特徴づけられるポジティブな心理状態で、心身の健康や仕事のパフォーマンスとも良い関係にあるとされます。ワーカホリズムも仕事に強く打ち込む点は似ていますが、「働かずにはいられない」という強迫的な動機によるもので、健康を損ないやすい点でエンゲイジメントとは区別されます。バーンアウトは、熱心に仕事に取り組んできた人が心身のエネルギーを使い果たしたような状態で、情緒的消耗感・脱人格化・個人的達成感の低下が特徴です。エンゲイジメントは「バーンアウトの対極」であり、ワーカホリズムとは仕事への態度が「快か不快か」で区別される、と押さえておきましょう。
根拠:ワーク・エンゲイジメント(Schaufeliら)とバーンアウト、ワーカホリズムの概念