排ガス中の酸素の自動計測器に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1磁気式は、酸素が他の多くのガスに比べて強い常磁性を示すことを利用している。
- 2磁気風方式は、不均一な磁界中で加熱された酸素の磁化率が低下することによって生じる磁気風を、熱線素子の温度変化として検出する。
- 3ジルコニア方式は、高温に保持したジルコニア素子の両側の酸素分圧の差によって生じる起電力を測定する。
- 4電極方式は、ガス透過性の隔膜を通過した酸素が電極で還元されるときに流れる電流を測定する。
- 5ジルコニア方式では、排ガス中に一酸化炭素などの可燃性ガスが共存すると、測定値は実際の酸素濃度より高くなる。
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正解:5
ジルコニア方式では素子が高温に保たれているため、共存する一酸化炭素などの可燃性ガスが素子の上で酸素と反応します。その分の酸素が消費されるので、測定値は実際より低くなります(負の誤差)。測定原理は方式ごとに異なり、磁気式は酸素の常磁性、ジルコニア方式は酸素濃淡電池の起電力、電極方式は還元電流を利用しています。可燃性ガスが共存すると、ジルコニア方式では負の誤差になることを押さえておきましょう。
根拠:JIS B 7983(排ガス中の酸素自動計測器)