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公害防止管理者「大気特論」練習問題 第20問

難易度:標準

硫黄分 1.5 %(質量)の重油を完全燃焼させたところ、燃料 1 kg 当たりの乾き燃焼排ガス量は 12.0 m3N であった。燃料中の硫黄はすべて二酸化硫黄(SO2)になるものとすると、乾き燃焼排ガス中の SO2 濃度(vol ppm)はおよそいくらか。ただし、硫黄の原子量は 32 とし、気体 1 kmol の体積は標準状態で 22.4 m3N とする。

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正解:3

重油 1 kg 中の硫黄は 0.015 kg で、S + O2 → SO2 より硫黄 32 kg から SO2 が 22.4 m3N できるので、SO2 の発生量は 0.015 × 22.4 / 32 = 0.0105 m3N/kg です。これを乾き排ガス量 12.0 m3N/kg で割ると 0.000875、つまり約 875 vol ppm になります。438 は SO2 の分子量 64 で割ってしまったときの値で、1050 は排ガス量を 10 m3N/kg として計算したときの値なので、どちらも誤りです。硫黄 1 kg から SO2 が 22.4/32 = 0.7 m3N 生じることを覚えておきましょう。

根拠:燃焼計算(硫黄の燃焼反応 S + O2 → SO2 による SO2 生成量と排ガス中濃度)

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