活性汚泥法の運転で起こる異常に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1糸状性細菌が異常に増殖する糸状性バルキングが起こると、SVIは小さくなる。
- 2溶存酸素の不足、低いBOD-SS負荷、糖類を主体とする排水などは、糸状性バルキングの原因となることがある。
- 3活性汚泥の解体は、BOD-SS負荷が極端に高いときにだけ起こる。
- 4排水中の窒素やりんが必要量に比べて過剰にあると、バルキングが起こりやすい。
- 5最終沈殿池で汚泥が塊になって浮き上がるライジングは、主に曝気槽での硝化不足が原因で起こる。
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正解:2
低DO、低負荷、糖類を主体とする排水などは糸状性細菌に有利な条件で、糸状性バルキングの代表的な原因です。バルキングが起こると汚泥が沈みにくくなるため、SVIは大きくなります。汚泥の解体は過曝気や極端な低負荷でも起こり、バルキングを招くのは窒素やりんが過剰なときではなく不足しているときです。ライジングは、硝化が進んだ汚泥が沈殿池で脱窒を起こし、生じた窒素ガスで浮き上がる現象です。バルキングは「SVIが上昇」、ライジングは「沈殿池での脱窒」と覚えておきましょう。
根拠:活性汚泥の異常現象(バルキング・解体・ライジング)