活性炭による吸着処理に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1活性炭による吸着は主に化学吸着であり、吸着した物質は再生処理を行っても脱着しない。
- 2メタノールのように分子量が小さく親水性の高い物質ほど、活性炭に吸着されやすい。
- 3フロイントリッヒの吸着等温式 q=K・C^(1/n) において、1/n の値が小さいほど低濃度域でも吸着量が大きく、活性炭処理に適している。
- 4吸着は吸熱反応であるため、水温が高いほど平衡吸着量は大きくなる。
- 5粒状活性炭の充塡塔では、ほかの条件が同じなら、流入水の濃度が高いほど破過に達するまでの時間が長くなる。
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正解:3
フロイントリッヒ式で1/nが小さいと、濃度が下がっても吸着量があまり減らないので、低濃度域でもよく吸着されます。活性炭吸着は主に物理吸着で発熱反応のため、温度が低いほうが平衡吸着量は大きく、加熱再生によって脱着させることができます。低分子で親水性の物質は吸着されにくく、流入濃度が高いほど吸着容量を早く使い切るため、破過は早く来ます。1/nが小さいほど吸着しやすい、と覚えておきましょう。
根拠:活性炭吸着の原理(フロイントリッヒの吸着等温式)