汚泥の嫌気性消化に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1有機物は酸生成の段階とメタン生成の段階を経て分解され、メタンと二酸化炭素を主成分とする消化ガスが発生する。
- 2高温消化は中温消化に比べて反応速度が遅いため、消化日数を長くとる必要がある。
- 3一般に、中温消化は35℃前後、高温消化は55℃前後で行われる。
- 4メタン生成細菌は偏性嫌気性菌で、pHの低下や有機酸の蓄積の影響を受けやすい。
- 5好気性処理に比べて、汚泥の発生量が少ない。
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正解:2
高温消化は中温消化よりも反応速度が速く、消化日数を短くできます。その代わり、加温に要するエネルギーが大きく、運転の安定性に注意が必要です。二段階の分解過程、中温35℃前後・高温55℃前後という温度域、メタン生成細菌が環境の変化に弱いこと、汚泥の発生量が少ないことは、いずれも正しい記述です。高温消化は「速いが加温コストが大きい」と覚えておきましょう。
根拠:汚泥の嫌気性消化(中温消化・高温消化)