次の事例を読んで、問いに答えなさい。 〔事例〕 Pさん(45歳、男性)は統合失調症で、共同生活援助(グループホーム)で暮らしながら就労継続支援B型事業所に通っている。服薬は自分で管理できている。この1週間、「夜眠れない」と話し、自室で独り言を言う様子がみられ、通所を休む日が増えた。 問 グループホームの世話人(介護福祉士)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1独り言は症状なので、聞こえている声の内容を一つずつ否定する。
- 2眠れない原因は薬だと考え、しばらく服薬をやめるよう勧める。
- 3気分転換のため、行事や外出への参加を強く促す。
- 4再発の前ぶれの可能性を考え、Pさんの了解を得てサービス管理責任者に報告し、医療機関と情報を共有する。
- 5Pさんには伝えずに家族に連絡し、迎えに来てもらう。
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正解:4
不眠や独り言の増加、活動の低下は、統合失調症の再発の前ぶれ(注意サイン)であることがあります。早めに気づいて支援チームや医療機関とつなぐことが、再発を防ぐうえで大切です。自己判断で服薬をやめると、再発の危険が高まります。幻聴の内容を否定したり、無理に刺激を与えたりすると症状を悪化させるおそれがあります。本人の意思を尊重し、了解を得て連携することも欠かせません。精神障害の支援では再発の注意サインに早く気づき、多職種で共有することが要点です。
根拠:障害の理解(統合失調症の再発防止と多職種連携)