次の事例を読んで、問いに答えなさい。 〔事例〕 Oさん(76歳、男性)は慢性閉塞性肺疾患(COPD)で、医師の指示のもと在宅酸素療法を行っている。妻と二人暮らしで、訪問介護を利用している。妻は「主人が台所に立って料理をしたがるが、大丈夫か」と心配している。 問 訪問介護員(介護福祉士)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1息苦しそうなときは、訪問介護員の判断で酸素流量を上げる。
- 2入浴では、体が温まるよう肩までお湯につかってもらう。
- 3ガスコンロなどの火気から2m以上離れるよう、酸素の取扱いについて確認する。
- 4食事は1日3回に限り、1回量を多めにとってもらう。
- 5酸素吸入中は、カニューレのチューブを家具の下に通して固定する。
正解と解説を見る
正解:3
在宅酸素療法では、火気を酸素吸入器具から2m以内に近づけないことが安全管理の基本です。酸素流量は医師の指示で決まっており、介護職が判断で変えてはいけません。肩までつかる入浴は胸が圧迫されて呼吸の負担になるため、半身浴などが勧められます。満腹になると横隔膜が押し上げられて息苦しくなるため、食事は少量ずつ回数を分けてとります。在宅酸素療法の安全は火気から2m以上離すことと覚えておきましょう。
根拠:こころとからだのしくみ(呼吸器疾患)・生活支援技術(在宅酸素療法の安全管理)