次の事例を読んで、問いに答えなさい。 〔事例〕 Mさん(60歳、男性)は糖尿病性網膜症で全盲となり、インスリンの自己注射を続けている。同行援護を利用して買い物に出かけた際、いつもより昼食が遅れたところ、Mさんが「手が震えて、冷や汗が出る」と訴えた。意識ははっきりしており、Mさんはいつもブドウ糖を携帯している。 問 このときの同行援護従業者(介護福祉士)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1血糖を下げるため、インスリンを追加で注射するよう勧める。
- 2Mさんが携帯しているブドウ糖を取り出して手渡し、摂取できるよう支援する。
- 3少し歩けば落ち着くと考え、買い物を続ける。
- 4水だけを飲んでもらい、症状が消えるまで様子をみる。
- 5帰宅してから昼食をとるよう伝え、急いで自宅に向かう。
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正解:2
食事が遅れたあとの手の震えや冷や汗は低血糖の典型的な症状なので、すぐにブドウ糖などを摂る必要があります。インスリンを追加すると血糖がさらに下がり、危険です。歩き続けたり水だけで様子をみたりすると、意識障害に進むおそれがあります。全盲の人には、物の位置を言葉で伝えて手渡すなど、視覚障害に合わせた配慮も求められます。インスリン使用者の冷や汗・震えは低血糖を疑い、すぐに糖分を補給すると覚えておきましょう。
根拠:こころとからだのしくみ(糖尿病と低血糖症状)・障害の理解(視覚障害)