次の事例を読んで、問いに答えなさい。 〔事例〕 Bさん(85歳、女性)はアルツハイマー型認知症で、介護老人福祉施設に入所している。ここ数日、夕方になると落ち着かなくなり、「家に帰って子どもの夕飯の支度をしなければ」と言って玄関に向かって歩いていく。 このときの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1「お子さんはもう大人ですよ」と事実を説明して納得してもらう。
- 2「夕飯の支度が気になるのですね」と気持ちを受け止め、話を聴きながら一緒に過ごす。
- 3外に出ないように居室に鍵をかける。
- 4繰り返す言動なので、声をかけずにそのままにしておく。
- 5「ほかの利用者の迷惑になります」と注意する。
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正解:2
夕方に落ち着かなくなり家に帰ろうとする行動(夕暮れ症候群)の背景には、不安や役割への思いがあります。まずBさんの気持ちを受け止め、寄り添うことが大切です。事実を突きつける説明や注意は混乱と不安を強めます。居室への施錠は身体拘束にあたり、放置すると転倒や離設の危険があります。覚えておくこと:認知症の人の行動は否定せず、その背景にある思いを受け止めて対応します。
根拠:認知症の理解:BPSDへの対応(本人の思いを受け止める関わり)