ある企業が、画像認識による検品自動化のPoC(概念実証)を計画している。PoCを繰り返すばかりで本番導入に進めない、いわゆる「PoC疲れ」を避けるために、PoC開始前に行うこととして最も適切なものはどれか。
- 1精度が十分に高まるまで続けられるよう、PoCの期間や検証範囲はあらかじめ決めずに柔軟にしておく。
- 2解決したい業務課題と、本番導入に進むかを判断する評価指標・合格基準を、関係者の間であらかじめ合意しておく。
- 3現場の業務担当者の負担を減らすため、PoCはデータサイエンティストだけで進め、結果が出てから現場に共有する。
- 4本番で扱うデータは準備に時間がかかるため、入手しやすい公開データセットだけで検証を済ませる。
正解と解説を見る
正解:2
PoCは本番導入の可否を判断するための検証なので、何を解決したいのか、どの指標がどの水準に達すれば次に進むのかを事前に決めておく必要があります。期間や基準を決めないと、精度改善を延々と続けるだけになりがちです。現場担当者を外したり、本番とかけ離れた公開データだけで検証したりすると、PoCで良い結果が出ても実運用で通用するかを判断できません。PoCは「目的と判断基準を先に決め、現場と一緒に、本番に近いデータで行う」ことが大切です。