胃の薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1炭酸水素ナトリウムは、副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑えて胃液の分泌を抑える成分である。
- 2スクラルファートはアルミニウムを含む成分であるため、透析療法を受けている人では使用を避ける必要がある。
- 3ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)は、胃粘膜を被覆して保護する胃粘膜保護成分である。
- 4ピレンゼピン塩酸塩は、消化管の運動を強く促進して胃の内容物の排出を早める成分である。
- 5ウルソデオキシコール酸は、胃酸を中和して胃酸過多の症状を和らげる制酸成分である。
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正解:2
スクラルファートなどアルミニウムを含む成分を、透析療法を受けている人が長期間服用すると、アルミニウム脳症などを起こすおそれがあります。そのため、透析療法中の人は使用を避けます。炭酸水素ナトリウムは制酸成分で、アセチルコリンの働きを抑えるのは抗コリン成分です。ジメチルポリシロキサンは消化管内の気泡を分離させる消泡成分です。ピレンゼピンは胃液分泌を抑える成分で消化管運動への影響はほとんどなく、ウルソデオキシコール酸は利胆成分です。アルミニウムを含む成分と透析療法の関係は頻出なので覚えておきましょう。
根拠:試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月版)第3章「胃腸に作用する薬」胃の薬