医薬品の剤形に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1腸溶錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用することで、効果が速やかに現れるよう設計されている。
- 2チュアブル錠は口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形で、水なしでは服用できない。
- 3カプセル剤のカプセルの原材料にはゼラチンが広く用いられているが、ゼラチンに対してアレルギーを持つ人でも特に注意なく使用できる。
- 4軟膏剤は水で洗い流しやすく、クリーム剤は油性の基剤で皮膚への刺激が弱いため、適用部位を水から遮断したい場合にはクリーム剤を用いる。
- 5口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる。
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正解:5
口腔内崩壊錠は唾液で速やかに溶けるように作られており、水なしで服用できるので、固形物を飲み込みにくい高齢者や乳幼児にも使いやすい剤形です。腸溶錠は腸で溶けるよう設計されているので、噛み砕くと意味がなくなります。チュアブル錠は水なしでも服用できます。カプセルはゼラチンを原料とすることが多いため、ゼラチンにアレルギーのある人は使用を避けるなどの注意が必要です。軟膏剤とクリーム剤の説明は逆で、水から遮断したい場合に向いているのは油性基剤の軟膏剤です。「水なしで服用できる」のは口腔内崩壊錠とチュアブル錠の二つ、と整理しておきましょう。
根拠:試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月版)第2章 II 2 剤形ごとの違い、適切な使用方法