一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項で「次の症状がある人」として記載される症状と、その記載の対象となる主な成分等との組み合わせの正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a むくみ ― グリチルリチン酸二カリウム b 排尿困難 ― ジフェンヒドラミン塩酸塩 c はげしい腹痛又は吐き気・嘔吐 ― ヒマシ油 d むくみ ― スコポラミン臭化水素酸塩水和物
- 1a:正 b:正 c:正 d:誤
- 2a:正 b:誤 c:正 d:誤
- 3a:誤 b:正 c:誤 d:正
- 4a:正 b:正 c:誤 d:正
- 5a:誤 b:誤 c:正 d:正
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正解:1
グリチルリチン酸二カリウム(カンゾウなど)は偽アルドステロン症を起こすおそれがあるため、むくみのある人は「相談すること」とされています。ジフェンヒドラミン塩酸塩などの抗コリン作用を持つ成分は排尿筋を弛緩させ、排尿困難を悪化させるおそれがあります。ヒマシ油などの瀉下成分は、はげしい腹痛や吐き気・嘔吐がある人では急性腹症などの悪化を招くおそれがあります。スコポラミン臭化水素酸塩水和物も抗コリン成分なので、関係する症状は排尿困難などで、むくみではありません。したがってdが誤りです。覚えておく点は「むくみはカンゾウ(グリチルリチン酸)、排尿困難は抗コリン成分」です。
根拠:試験問題の作成に関する手引き 第5章(一般用医薬品の添付文書「相談すること」)