次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。 体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされる。
- 1防風通聖散
- 2大柴胡湯
- 3防已黄耆湯
- 4黄連解毒湯
- 5清上防風湯
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正解:3
記述は防已黄耆湯の適応で、「体力中等度以下」「汗をかきやすい」「水ぶとり」が見分ける手がかりになります。防風通聖散は体力が充実して腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人に用いられます。大柴胡湯も体力が充実し、脇腹からみぞおちにかけて苦しく便秘傾向のある人向けです。黄連解毒湯と清上防風湯は、のぼせやにきびなど別の症状に用いられます。覚えておく点は、肥満症に用いる漢方処方は体力の程度と便秘の有無で使い分けることです。
根拠:試験問題の作成に関する手引き 第3章 漢方処方製剤(肥満症等に用いる漢方処方)