衛生害虫の防除に用いられる殺虫成分に関する次の記述a〜dの正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 有機リン系殺虫成分は、アセチルコリンエステラーゼと不可逆的に結合してその働きを阻害する。 b ピレスロイド系殺虫成分は、自然分解されにくく残効性が高いため、長期間にわたって効果が持続する。 c カーバメイト系殺虫成分のプロポクスルは、有機リン系殺虫成分に抵抗性を示す害虫の駆除にも用いられる。 d フェノトリンは、殺虫成分で唯一人体に直接適用されるもの(シラミの駆除を目的とする製品)である。
- 1a正 b正 c誤 d正
- 2a正 b誤 c正 d正
- 3a誤 b誤 c正 d誤
- 4a誤 b正 c正 d誤
- 5a正 b誤 c誤 d誤
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正解:2
有機リン系殺虫成分はアセチルコリンエステラーゼと不可逆的に結合します(a正)。カーバメイト系のプロポクスルは結合が可逆的で、有機リン系に抵抗性を示す害虫にも用いられます(c正)。フェノトリンは、人体に直接適用される唯一の殺虫成分です(d正)。ピレスロイド系は比較的速やかに自然分解するため残効性が低く、家庭用殺虫剤に広く使われています(b誤)。覚えておく点は、有機リン系は不可逆的、カーバメイト系・オキサジアゾール系は可逆的という違いです。
根拠:試験問題の作成に関する手引き 第3章 公衆衛生用薬(殺虫剤・忌避剤)