資資格練習帳無料・登録不要の資格問題集

証券外務員「金融商品取引法と関係法令」練習問題 第6問

難易度:標準

相場操縦等の不公正取引に関する次の記述のうち、「仮装取引」に該当するものはどれですか。

  1. 1自己が行う売付けと同時期に、それと同価格で他人が買い付けることをあらかじめその者と通謀したうえで、当該売付けを行うこと。
  2. 2有価証券の売買を誘引する目的をもって、その売買が繁盛に行われていると誤解させ、又は相場を変動させるべき一連の売買を行うこと。
  3. 3有価証券の相場の変動を図る目的をもって、根拠のない噂(風説)を流布すること。
  4. 4同一人が同一銘柄について同時期に同価格の売り注文と買い注文を出し、権利の移転を目的としない売買を成立させること。
  5. 5有価証券の売買を誘引する目的をもって、その相場が自己又は他人の操作によって変動する旨を流布すること。
正解と解説を見る

正解:4

仮装取引とは、権利を移転させる目的がないのに、同一人が売りと買いを突き合わせて形だけの売買を成立させる行為です。他人とあらかじめ通謀して同時期・同価格で売買するのは馴合取引です。取引を誘引する目的で相場を変動させる一連の売買をするのは変動操作です。どちらも相場操縦ですが、仮装取引とは区別されます。風説の流布は、相場操縦とは別の条文で禁止されている不公正取引です。「自分ひとりで行うのが仮装取引、他人と通謀するのが馴合取引」と区別して覚えておきましょう。

根拠:金融商品取引法159条(相場操縦行為等の禁止)、158条(風説の流布、偽計等の禁止)

← 前の問題次の問題 →
この分野をまとめて解く