量的データの分析における相関に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 1ピアソンの積率相関係数がとる値の範囲は、0から1までである。
- 2相関係数が-0.8の場合、2つの変数の関連は弱いといえる。
- 32つの変数の間に強い相関がみられれば、一方が他方の原因であると判断できる。
- 42つの変数の間に相関がみられても、第三の変数の影響による疑似相関である可能性がある。
- 5ピアソンの積率相関係数は、曲線的な関係を含むあらゆる関係の強さを適切に表すことができる。
正解と解説を見る
正解:4
2変数がともに第三の変数の影響を受けていると、両者に直接の関係がなくても相関が現れます(疑似相関)。そのため、相関があることだけで因果関係を判断することはできません。ピアソンの相関係数は-1から1の値をとり、-0.8は強い負の相関です。また、この係数が表すのは直線的な関係の強さで、曲線的な関係は適切に捉えられません。「相関は因果ではない」と、係数の範囲・符号の意味をセットで押さえましょう。
根拠:相関係数と因果関係・疑似相関(第三変数)の概念