福祉国家や社会福祉に関する理論についての次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1ウィレンスキーとルボーは、社会福祉を残余的福祉モデル、産業的業績達成モデル、制度的再分配モデルの3つに分類した。
- 2センのケイパビリティ・アプローチは、個人が感じる効用(満足度)の大きさによって福祉を評価する考え方である。
- 3ロールズの格差原理は、社会的・経済的不平等は最も恵まれた人々の利益を最大にする場合に限り許容されるとする。
- 4ブラッドショーのニード類型では、専門家や行政が一定の基準に照らして必要と判断するニードを「感得されたニード」という。
- 5エスピン-アンデルセンは、脱商品化などの指標を用いて、福祉国家を自由主義・保守主義・社会民主主義の3つのレジームに分類した。
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正解:5
エスピン-アンデルセンは脱商品化や階層化などを指標に、福祉レジームを3類型に分類しました。残余的・産業的業績達成・制度的再分配の3モデルはティトマスの分類で、ウィレンスキーとルボーは残余的・制度的の2分類です。センは効用ではなく、人が実際に選び取れる機能の組合せ(潜在能力)に注目しました。ロールズの格差原理は「最も恵まれない人々」の利益を最大にすることを条件とし、専門家が判断するニードはブラッドショーの「規範的ニード」です。理論家と分類の組合せを正確に覚えましょう。
根拠:エスピン-アンデルセン『福祉資本主義の三つの世界』、ティトマス、ウィレンスキーとルボー、セン、ロールズ、ブラッドショー