世界遺産の「顕著な普遍的価値(OUV)」が認められるための条件に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1登録基準(i)〜(x)のうち、少なくとも2つ以上を満たす必要がある。
- 2真正性(オーセンティシティ)の条件は、文化遺産だけでなく自然遺産にも同様に求められる。
- 3緩衝地帯(バッファーゾーン)の設定は、すべての資産に例外なく義務づけられている。
- 4登録基準を1つ以上満たし、完全性の条件を満たすとともに、適切な保護管理体制が整っている必要がある。
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正解:4
顕著な普遍的価値が認められるには、10項目ある登録基準のうち1つ以上を満たしたうえで、完全性の条件と、法的保護や管理計画などの保護管理体制が整っていることが必要です。登録基準は1つ満たせばよく、2つ以上は必須ではありません。真正性は文化遺産(登録基準(i)〜(vi))に求められる条件で、自然遺産には求められません。緩衝地帯は資産の適切な保護に必要な場合に設定が求められるもので、すべての資産への一律の義務ではありません。「登録基準+完全性(文化遺産は真正性も)+保護管理体制」の3本柱を覚えておきましょう。
根拠:世界遺産条約履行のための作業指針(顕著な普遍的価値:登録基準・完全性・真正性・保護管理)