危機遺産リスト(危機にさらされている世界遺産リスト)に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1危機遺産リストに記載されると、その資産は自動的に世界遺産リストから削除される。
- 2危機遺産リストに一度記載された資産は、危機が解消されても危機遺産リストから外されることはない。
- 3危機遺産リストに記載された資産は、世界遺産基金からの国際援助を優先的に受けることができる。
- 4危機遺産リストの対象は文化遺産に限られ、自然遺産が記載されることはない。
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正解:3
危機遺産リストに記載された資産は、世界遺産基金からの国際援助を優先的に受けられ、国際社会の関心と協力を集めることが期待されます。危機遺産リストに記載されても世界遺産リストから外れるわけではなく、登録の抹消はそれとは別の手続きです。カンボジアのアンコールのように、1992年に危機遺産リストに記載され、保護活動が進んだ結果2004年に外された例もあります。自然遺産も対象で、ガラパゴス諸島も2007年から2010年まで記載されていました。危機遺産リストは罰ではなく、国際的な支援を集めるための仕組みだと押さえておきましょう。
根拠:世界遺産条約 第11条4項(危機にさらされている世界遺産リスト)、世界遺産条約履行のための作業指針(危機遺産リスト)