2007年に登録された「石見銀山遺跡とその文化的景観」について述べた文として、正しいものはどれか。
- 1明治時代に導入された西洋式の採掘・精錬技術が、評価の中心となった
- 2鉱山跡だけでなく、銀を運んだ街道や、積み出しに使われた港と港町も構成資産に含まれている
- 3大規模な森林伐採が引き起こした環境破壊の教訓を伝える「負の遺産」として登録された
- 4構成資産は島根県と鳥取県の2県にまたがって分布している
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正解:2
石見銀山は16〜17世紀を中心に大量の銀を産出した鉱山で、鉱山跡や鉱山町に加え、銀を運んだ街道、積み出しの港や港町(温泉津など)が一体として登録されました。周辺の森林を大きく損なうことなく、自然環境と共生した鉱山運営が行われた点も評価されており、「負の遺産」ではありません。評価の中心は明治時代の西洋技術ではなく伝統的な技術による銀生産で、構成資産はすべて島根県大田市にあります。鉱山・街道・港が一体となった「文化的景観」である点を押さえておきましょう。
根拠:石見銀山遺跡とその文化的景観(2007年登録)、文化的景観の概念