穴の内径は正規分布N(20.10, 0.03²)、軸の外径は正規分布N(20.00, 0.04²)(単位:mm)に従い、両者は互いに独立である。穴と軸を無作為に1個ずつ選んで組み合わせたとき、すきま(内径-外径)が0未満となり、はまらない確率に最も近いものはどれか。なお、標準正規分布で上側確率(uがその値以上となる確率)は、u=1.0で0.1587、u=1.5で0.0668、u=2.0で0.0228、u=2.5で0.0062、u=3.0で0.0013である。
- 10.0013
- 20.0062
- 30.0228
- 40.0668
- 50.1587
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正解:3
すきまの平均は20.10-20.00=0.10mmです。独立な変数の差でも分散は足し算になるので、標準偏差は√(0.03²+0.04²)=0.05mmです。すきまが0未満となるのはu=(0-0.10)/0.05=-2.0以下のときで、確率は0.0228です。標準偏差を0.03+0.04=0.07と単純に足すとu≒1.43となり0.0668に近い値を選んでしまい、軸の標準偏差0.04だけを使うと0.0062を選んでしまいます。差をとる場合でも分散は加え合わせ、標準偏差はその平方根をとる、という点を覚えておきましょう。
根拠:分散の加法性(独立な確率変数の和・差の分散 V(X−Y)=V(X)+V(Y))