上代特殊仮名遣いについての説明として、正しいものはどれか。
- 1イ段・エ段・オ段の一部の音節で、万葉仮名が甲類・乙類の2種類に書き分けられている。
- 2ア段・ウ段のすべての音節で、甲類・乙類の書き分けが見られる。
- 3平安時代中期の仮名文学作品に、最もはっきりした形で見られる。
- 4本居宣長が音韻上の区別として初めて体系的に明らかにした。
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正解:1
上代特殊仮名遣いとは、奈良時代の文献で、キ・ヒ・ミ、ケ・ヘ・メ、コ・ソ・ト・ノ・ヨ・ロなど、イ段・エ段・オ段の一部の音節が2種類の万葉仮名で書き分けられていることを指します。ア段・ウ段には見られません。区別は平安時代に入るとほぼなくなるので、仮名文学には見られません。音韻上の区別として体系的に示したのは橋本進吉です。上代の文献、イ・エ・オ段の一部、橋本進吉、の3点を押さえておきましょう。
根拠:日本語史(上代特殊仮名遣い)