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日本語教育能力検定試験「言語」練習問題 第6問

難易度:応用

次の会話で、Bの発話はグライスの協調の原理のどの公理にわざと違反しているように見え、それによって「行けない」という含意を伝えているか。 A:「今夜、飲みに行かない?」 B:「明日は朝から試験なんだ。」

  1. 1量の公理
  2. 2質の公理
  3. 3関係の公理
  4. 4様態の公理
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正解:3

Bの答えは、誘いに対して一見関係のない情報を述べているので、関係の公理に違反しているように見えます。聞き手は、Bが協調的に話しているはずだと考えて推論し、「だから行けない」という会話の含意を読み取ります。量の公理は情報の過不足、質は真偽、様態は分かりやすさに関わるもので、この場面には当てはまりません。字義どおりの答えになっていないときは、関係の公理から含意が生まれやすいという点がポイントです。

根拠:グライスの協調の原理と会話の含意

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