資資格練習帳無料・登録不要の資格問題集

日本語教育能力検定試験「言語と教育」練習問題 第20問

難易度:応用

学習者が「きのう、友だちと映画を見ます」と言ったのに対し、教師が「きのう、友だちと映画を……」と誤りの直前まで繰り返して言葉を止め、学習者に正しい形を言わせようとした。ライスターとランタ(Lyster & Ranta)の訂正フィードバックの分類で、この教師の行動にあたるものはどれか。

  1. 1リキャスト
  2. 2明確化要求
  3. 3誘導(引き出し)
  4. 4メタ言語的フィードバック
正解と解説を見る

正解:3

誤りの直前まで繰り返して間を置き、学習者自身に正しい形を言わせる方法は、誘導(引き出し、elicitation)にあたります。リキャストは、教師が誤りを正しい形に言い直して返すもので、学習者に言わせるわけではありません。明確化要求は「え?もう一度お願いします」のように聞き返すもので、メタ言語的フィードバックは「時制はどうですか」のように文法的な情報を示して気づかせるものです。学習者に正しい形を産出させるのが誘導だと押さえましょう。

根拠:ライスターとランタ(Lyster & Ranta, 1997)の訂正フィードバックの分類

← 前の問題
この分野をまとめて解く