アイヌ語とアイヌ文化をめぐる日本の法制度について述べたものとして最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
- 11997年に施行された「アイヌ文化振興法」で、アイヌの人々が先住民族であることが法律上初めて明記された。
- 22019年に制定された「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」で、アイヌの人々が先住民族であることが法律に明記された。
- 3「アイヌ文化振興法」の施行後も北海道旧土人保護法は存続し、現在も効力を持っている。
- 4現行法では、アイヌ語が北海道における公用語の一つと定められている。
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正解:2
2019年に制定されたいわゆるアイヌ施策推進法は、第1条でアイヌの人々を「北海道の先住民族」と明記しました。法律に先住民族と明記したのはこれが初めてです。1997年のアイヌ文化振興法は文化の振興を目的とした法律で、先住民族とは明記していません。また、同法の施行に伴って北海道旧土人保護法は廃止されたので、1と3は誤りです。アイヌ語を公用語と定めた法律もありません。押さえておきたいのは、「先住民族」の明記が2019年の法律だという点です。
根拠:アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律(2019年)第1条