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日本語教育能力検定試験「言語と社会」練習問題 第7問

難易度:応用

真田信治が提唱した「ネオ方言」の例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。

  1. 1地方出身の人が、改まった場面では共通語を使い、家族と話すときは地元の方言を使う。
  2. 2首都圏の若者が、親しさやおもしろさを演出するために、出身地と関係のない地域の方言をメールやSNSで使う。
  3. 3関西の若い世代が、標準語の「こない」の影響を受け、伝統的な方言の「けーへん」に代えて「こーへん」を使う。
  4. 4ある地域で伝統的な方言を話す人が減り、地域の言葉がほぼ共通語に置き換わる。
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正解:3

ネオ方言は、標準語と方言が接触して干渉し合う中から生まれる、どちらとも異なる中間的な新しいスタイルを指します。「こーへん」は、標準語の「こ(ない)」と方言の打消し「へん」が混ざってできた形で、その典型例です。1は場面による共通語と方言の使い分けです。2はいわゆる「方言コスプレ」で、他地域の方言をおもしろさのために取り入れる現象です。4は共通語化です。覚えておくポイントは、ネオ方言が「標準語と方言の干渉から生まれた中間形」だということです。

根拠:真田信治のネオ方言論

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